まえおき
「スーパー信長の野望 武将風雲録」は1990年頃に発表された作品だがはっきりとは記憶していない。
信長の野望シリーズで言えば記憶にあるのは初期型の文字だけがあり線でかこまれた「オダ」「タケダ」をなんだかいじくり回してしているイメージがある。
記憶が曖昧なのも小学生の頃に初期型の「信長の野望」を知った。ちょっとお金持ちの友達の家に遊びにいくとパソコンがおいてあり、友達のお父さんが遊んでいた記憶である。その当時の印象は文字をいじって何が面白いのだ?しかしお金持ちの友達のお父さんが遊んでいるぐらいだから「きっと大人になればわかるかもしれない」ぐらいに思っていた。
買った値段
中古のチェーン店で108円で購入。
Amazonなんかでは108円で買うのは難しいかもしれない。
と言うのも108円が示すように消費税が10%に上がる前に購入したものなので。
ソフトの価値が上がると見込んで買ったソフトです。
今買うならソフトのみなら500円前後なら買う価値はあると思います。
箱あり説明書付きとなると2500円はするでしょう。
むしろ箱あり説明書の方が断然欲しいですけど。
小学生の頃に消費税はあったかな?どうだったかな?
その記憶すら曖昧になっている。
楽しみ方
ゲームの楽しみ方なんて人それぞれでいいと思います。普通に進めても十分に楽しいです。
私の楽しみ方はパラメーターの比較です。
武将に設定されている「政治」「戦闘」「忠誠」「魅力」「野望」「教養」などの能力値の事です。
これは言ってみればその武将の生涯の成績表といったところだろうか。
この数字をみて武将事に比較したり、この数字は「違うよな」などと妄想する事が楽しく大好きだったりする。
「丹羽長秀」
想像していた数値よりも少し低い数値だった。信長や秀吉に仕える武将としてはまずまずでもう少し平均値が高いと思ったがこんなものだろうか。平均的な武将といったところか。
それにしても丹羽さんは老け込んでしまったお顔だ。
50代ぐらいだろうか?
この時22歳。
「関盛信」
誰ですか?あなたは?
失礼ながら信長の野望をするまであなたの事を知りませんでした。
政治力も教養もなく魅力も微妙なんですけど。
それでも一国一城の主になれるのですから「関」さん、あなたはついてる。
運も戦国武将の能力のひとつです。
まぁ私が忠誠の高さをみこんで城主にしたんですけどね。
「前田利家に仕える朝比奈泰能49歳」
19歳の前田利家に仕える49歳の朝比奈泰能です。
年の差30歳もあります。(親と子ぐらい)
「なんで俺が19歳の若造の下なんだよぉ!」
あーやだやだ、こんな事は現実社会でもありますよ。
戦国時代なら実力主義だから当たりまえです。あたり前田です。
会社の人事に納得いかない事はあります。なんであいつの方が上なんだ。
まだ「前田利家」のように能力がある上司ならいいですが。
俺はこう見えても「教養は66」もあるんだ。
そうは言っても実社会で役にたつかどうかはわかりません。
上には上がいます。
「信長 秀吉 家康」の比較
「戦闘」の能力値で納得いかないというか逆じゃないかと思うのは信長と秀吉を比較した時だったりする。
「信長 戦闘87」 「秀吉 戦闘72」
信長さん、たしかあなたは朝倉と戦っている時に浅井に裏切られ「金ケ崎」で撤退していますよね。
その時のしんがりが秀吉です。
秀吉がいなかったらどうなっていた事か。少なくとも秀吉の「戦闘」80以上ではないかなと思う。
「信長 戦闘72」 「秀吉 戦闘87」
これの方が納得できる。
信長の後をついで天下を統一するのは秀吉だったりする。「戦闘72」ではこころもとない。もちろん政治力があるので天下統一できたとは思う。
「信長 野望100」 「秀吉 野望78」 「家康 野望72」
タイトルが信長の野望だけに信長の野望が100なのはわかります。
しかし秀吉と家康の野望が70台と低いのが気になる。
秀吉は信長が本能寺で倒れた後、すぐさま天下統一に乗り出す。野望がなくてなぜ出来ようか?きっと信長の下で野望を隠していたに違いない。野望をうまく隠していたから78程度の値なのか。野望は105でも問題ない。
家康にしても信長と同盟し、信長亡き後は秀吉を信用させ豊臣家から天下を奪いとるぐらいである。
家康の野望は72なんかではない。家康の野望は108でもおかしくない。煩悩の数と同じだけの野望があったに違いない。
最後に
信長の野望はこの後もパワーアップして進化し、シリーズとして15までは出している。
しかしなんだか無償にこの武将風雲録で遊びたくなる。小学生の頃に抱いた感情がそうさせるのかもしれない。
数字の比較や変化で想像力を膨らませる。あーだこーだと妄想し比較したりするのが楽しいからかもしれない。
想像力を駆使するのもゲームの楽しみ方の一つだと思う。
子供の頃にソフトが買えない時は攻略本を立ち読みして色々と想像してワクワクしていた。
そうゲームは想像力をかき立てる。
ゲームはいいな。
価値がある。